
・刃がV字になっている彫刻刀です。主に対象に 押し込んでV字に溝を彫るのに使います。
・浅く彫れば狭い溝、深く彫れば広い溝になります が、一定の深さを保ちながら彫り進めるのは難しく、 結果的に幅も深さもマチマチな溝になりやすい。
・フィギュアのフルスクラッチでは使用頻度はやや 少ないかと思います。
・フリーハンドで方向を変えながら削りやすいので 対象を丸刀で彫る為のアタリを付けたり、奥まった 部分に深い溝を付けるのには便利です。
・丸刀で彫った溝と比べると、直線的な為にやや 人工的に見えやすいです。
・角刀の刃の角度には種類があります。一般的 には90度が多いですが、角度の狭い物もあります。
このあたりは好みによりますが、とりあえずは 90度の物を使いこなしましょう。
・サイズの計り方は他の彫刻刀と同じで、刃の端 から端までです。V字でも計り方は変わりません。
・角刀の使用の際には、通常は上の画像のような V字に彫る使い方が一般的かと思います。 (画像の白い部分が掘る対象、赤い字が角刀の断面)
・実は角刀には、その形を生かして、応用的に使う 方法もあります。
・上の画像のように、刃先を寝かせて彫る事で、 角刀は多彩な角度で溝を彫ることが可能です。
・彫る深さも調整する事で、非常に便利に一定の 角度のままで段差も彫れます。これは角刀だけの 利点ですので、ぜひ活用して下さい。